『ニート』のいま~ 出会いと体験
「ニート」と呼ばれる若者の存在が定着するようになったこの10年。
就職意欲がなく働かないとされるが、就労構造にそもそもの原因があるとの指摘も根強い。
昨今の不況も相まって、若者の就労環境が厳しさを増す中、支援団体はできる限りの活動を続けている。
「正直に『つらい』と言って相談できる仲間と出会えて安心感がある。前より楽になった」。
と屈託ない笑みを浮かべて話す若者。
約1年間の引きこもり生活を経て、昨年11月から浦安市の特定非営利活動法人(NPO法人)「ニュースタート事務局」が運営する「若者自立塾」に参加している。
自立塾は厚生労働省が委託するニート支援事業。
ニュースタートの自立塾では、長南町の合宿所で農作業などに従事した後、市川市の寮に入居する。
同じような境遇の若者たちと共同生活を送り、パン店、レストラン、高齢者介護施設、喫茶店といくつもの職場で働く。

